はじめに
「コミュニケーションって難しいなあ。」
「コミュニケーション能力ってどうやったら鍛えられるの?」
このようにプライベートやビジネスにおいて、コミュニケーションに悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
株式会社TIP&POINTが日本全国20代〜50代の男女690人に行った調査結果によると、
「コミュニケーションで悩んだことありますか?」という問いに対して、
78.8%の人が「はい」と答えたそうです。
日本の約8割の方がコミュニケーションで悩んでいるということになります。
そこで今回は、厳選!コミュニケーション能力を鍛える方法6選!というテーマで、コミュニケーション能力を鍛える方法について具体的に解説していきます。
この記事を読むことで、コミュニケーション能力を高める効果的な方法が学べます。また特殊な技法ではなく、すぐに実践できる方法なので参考にしやすいです。
結論、コミュニケーション能力を高めるには、講座やセミナーへの参加、気持ちの良い挨拶を意識する、話す順番を考える、聞き役に徹する、良いところ探しをする、解決脳と共感脳の違いを理解する、などが効果的と言えます。
それでは詳しく解説していきます。
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コミュニケーション能力とは、信頼や理解を生むための能力
コミュニケーション能力とは、信頼や理解を生むための能力のことです。
それはコミュニケーションは、信頼や理解を生むためのプロセスと言われているからです。
例えば「あの人はこっちの気持ちもわかってくれる」や「あの人の説明は分かりやすい」、と言われる人達はコミュニケーション能力が高いと言えるでしょう。信頼や理解を生んでいるとも言えます。
このように相手から信頼されたり、相手を理解する能力がコミュニケーション能力と言えるのです。
コミュニケーション能力を鍛えるメリット3選
ビジネスやプライベートでも重要なコミュニケーション能力。鍛えることで以下のようなメリットがあります。
➀仕事ができる
業務の分担や連携、プロジェクトをまとめるリーダー、お客様とのやりとりなど、仕事をする上でコミュニケーション能力は必須と言えます。
円滑に意思疎通が行えることは、信頼関係にも繋がり、成績だけでなくチームメンバーや上司からの評価が高くなることに繋がります。
仕事ができる人はコミュニケーション能力が高いイメージがありますよね。
コミュニケーション能力を鍛えると仕事ができるようになるのです。
➁友人が増える、異性から好かれる
コミュニケーション能力が高いと友人が増え、モテたりします。
一緒にいて楽しい、頼りになる、気持ちが良いなど、相手に友好的に思ってもらえるため、交友関係が広がるのです。
またコミュニケーション能力が高い人は、魅力的に見えることも多いですよね。
コミュニケーション能力が高い人には人が集まってくるのです。
➂ストレス軽減
コミュニケーション能力が高いと、人間関係に悩まされることが少なくなります。
相手との意思疎通が円滑に進むため、人間関係を良好に保つことができるからです。
コミュニケーション能力が高い人を1人思い浮かべてみてください。その時、その人はどんな表情ですか?楽しそうですよね。
人間関係で悩むことが多い場合、コミュニケーション能力を見直すのも良いかも知れません。次の項で詳しく解説します。
このようにコミュニケーション能力が高いことに対しては様々なメリットがあります。
逆にコミュニケーション能力が低い場合はどうなるのでしょうか。
次はコミュニケーション能力が低い人の特徴を考えてみます。
思い当たるところがある場合、コミュニケーション能力を鍛えることで改善される可能性があります。
コミュニケーション能力が低い人の特徴3選
➀人間関係に悩むことが多い
人間の悩みの多くは人間関係と言われています。そして、人間関係を作るのはコミュニケーションです。
そのためコミュニケーションがうまくいかないと、人間関係で悩むことが多くなります。
トラブルの原因を考えると「コミュニケーション不足だった」ということが多いのは、よくあることです。
コミュニケーション能力が低いと、良い人間関係を作れない可能性があるのです。
➁人との接触を避ける
コミュニケーション能力が低いと他人との接触を避けるようになります。
人との意思疎通がうまく図れないためです。
周りの人で「あの人とどう接していいか分からない」と言っているのを聞いたことありませんか?
コミュニケーション能力が低いと、周囲から理解を得るのも難しくなってくるため、人との接触が減ってしまうのです。
➂ネガティブ思考
コミュニケーション能力が低いと、物事をネガティブに考えやすくなります。
人間は、理解できていないことを頭のなかで勝手に悪い方向に想像してしまうのです。
ただ機嫌の悪い人を見て、「あの人は私のこと嫌いなんだ……」と勝手に決めつけてしまったことありませんか?
コミュニケーション能力が低いと、真意が分からずネガティブな思考を巡らせてしまうのです。
思い当たる部分のある方は、コミュニケーション能力を高めることで改善される可能性があります。
次の項からはコミュニケーション能力を鍛える方法について述べていきます。
コミュニケーション能力を鍛える方法6選
①講座やセミナーへの参加
「コミュニケーション能力を高めてプライベートを充実させたい。」
「ビジネスで結果を出したい。」
このように自身のコミュニケーション能力を高めたいと強く思っている方には講座やセミナーへの参加がおすすめです。
現代社会においては、コミュニケーション能力は非常に重要であると認識されており、多くのコミュニケーションに関する講座やセミナーが存在します。
コミュニケーションに関する講座やセミナーに参加することで、参加者同士でのディスカッションやロールプレイなどを通じて実践的なトレーニングを行うことができます。
さらに、講師や他の参加者からのフィードバックを受けることで、自分自身のコミュニケーションスキルの課題や改善点を発見することができるでしょう。
専門的にコミュニケーションを学べて、より高い成果を出すためには講座やセミナー受講がおすすめです。
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②気持ちの良い挨拶を意識する
コミュニケーション能力の高い人は気持ちの良い挨拶ができます。気持ちの良い挨拶は相手に好印象を与え、人間関係を良好に保ちます。
人間は相手の表情を見て、その人の感情を理解しようとします。
挨拶の瞬間、「この人機嫌悪いな」と分かることってありますよね。
また、挨拶から会話が弾むことも多いため、挨拶はコミュニケーションをとる上でとても重要です。
挨拶をするときには次のようなことに注意すると気持ちの良い挨拶ができます。
挨拶を自分からする
挨拶は自分からしましょう。
挨拶は相手の存在を認めるためのものでもあります。受け身になっていては、相手を認めていることになりません。
挨拶されるのを待っている人、自分から挨拶をする人。コミュニケーション能力が高いのはどちらでしょうか?
もちろん自分から挨拶をする人の方がコミュニケーション能力が高いですよね。気がついたら積極的に自分からしていくようにしましょう。
挨拶するときに名前を呼ぶ
挨拶の時に相手の名前も呼ぶと良いです。
より相手の存在を認めていることになります。
例えば、「〇〇さん、おはよう」などです。
知り合って間もない相手から名前を呼ばれて嬉しかった経験はありませんか?
それは相手も同じです。
挨拶をするときは是非、名前を添えましょう。
挨拶するときは立ってする
座ったまま挨拶をするのではなく、立って挨拶をしてみましょう。
新人の頃は、先輩や上司から挨拶されると席を立って挨拶をします。
しかし、慣れてきて座ったまま挨拶をしていませんか?
立つという事は敬意を表すためでもあります。
相手に敬意を表すためにも立って挨拶をしましょう。
挨拶するときは目を見てする
しっかり目を見て挨拶をしましょう。相手の目を見て話すことはコミュニケーションでは基本です。
しっかりと目を見て挨拶をすることは誠実な印象を与えます。
背中を向けたまま挨拶をしたり、よそ見しながら挨拶をするのは、とても印象が悪いです。
目を合わせて挨拶できるようになりましょう。
笑顔で挨拶する
笑顔で接していると気持ちの良いものです。
「この人はいつも笑顔だな。」と思ってもらえたら、あなたはコミュニケーション能力が高いと言えるでしょう。
暗い顔で挨拶をしていては相手も心配になりますよね?
笑顔でいることをこころがけましょう。
挨拶するときは1言添える
気持ちの良い挨拶ができるようになってきたら、一言付け加えて話しをできると良いです。
挨拶から話が広がっていくことも多いです。
例えば、「おはようございます。昨日の野球見ましたか?」などです。
挨拶に慣れてきたら+一言に挑戦してみてください。
③話す順番を考える
相手がわかりやすいように話すためには、話す順番を考える必要があります。
相手に伝えるべき内容を先に話す必要があります。特にビジネスシーンにおいては結論から話すことが多いです。
例えば…
「今日、〇〇といったトラブルがありました。」
「対応については、△△をしました。」
「今回の、トラブルの原因としては××と考えております。」
「今後は、□□といったことを検討していきます。」
これは、まず事実を先に挙げ、自分の考えと今後のことについてを話しています。
その時々によって一番重要なものは変わってきます。
何を求められているかを把握し、順番を考えて話をすることができると良いでしょう。
④聞き役に徹する
コミュニケーション能力が高い人は、話を聞くことが上手です。
コミュニケーションが苦手な人の多くは、話すことが苦手と思っている方も多いです。しかし、コミュニケーション能力が高い人は話を聞くことの大切さをよく分かっています。
聞き上手な人には以下のような特徴があります。
相手に関する質問をする
相手に興味関心を示すことです。
自分に興味を示されて悪い気する人はいません。
例えば「それで、どう思ったの?」や「昨日は何してたの?」などです。
自分に興味を持ってもらうと嬉しいものですよね。
相手の話を引き出すことが大切です。
否定せずに共感する
上手な聞き役は、相手の言ったことを否定せず共感します。
否定されると「この人と話したくない」と思われるため、心の距離が離れてしまいます。
例えば「そんなことがあったの。辛かったね。」などです。
誰でも否定されるのは嫌ですし、共感してもらえると安心しますよね。
相手を尊重することにもつながりますので否定せずに共感する気持ちを持ちましょう。
相槌をする
相槌を上手にすることで相手が話しやすくなります。
相槌することで、真剣に話を聞いているアピールになるからです。
例えば、「うんうん。それで?」と言葉で言うのも大事ですし、頷いたりするのも大事な相槌です。
過度に相槌をするとわざとらしくなるので注意が必要ですが、適度な相槌は相手の話をどんどん引き出します。
無言、無表情で聞くのではなく相槌を意識して相手の話を聞いてみましょう。
⑤良いところ探しをする
他人と接しているときに良い所を探しましょう。
人の良いところに気づくと一緒にいて心地がいいです。
ついつい悪い所探しをしていませんか?
悪い所ばかりに目がいってしまっては良い人間系を作ることは難しいです。相手の良い所を知っているから良い人間関係が作れます。
⑥解決脳、共感脳の違いを理解する
よく男性は「解決脳」、女性は「共感脳」と言われたりします。
私は男女ではなく、「時」と「場合」により使い分けるものだと考えています。
例えば…
「洗濯物干すのがめんどくさいよね」と話した時に、
解決脳であれば「じゃあ乾燥機買えば?」
共感脳であれば「そうだよね。わかる。」となります。
この違いです。ちなみに、上記の場合は共感脳で答える方がベターです。
「だと思わない?」「だよね?」など、不安や悩みを抱えている場合や相手が愚痴を言っているときは共感。
逆に「どうすればいいと思う?」「なんかいい方法ないかな?」など、問題の相談を受けた場合や相手が解決策を求めているときは解決。
このように解決が求められているのか、共感が求められているのか。
これらを考えて話せるようになると意思疎通が円滑になるでしょう。
まとめ
この記事ではコミュニケーション能力を鍛える方法について述べました。
コミュニケーション能力が高いと、仕事ができたり、友人が増えたり、ストレスが軽減されたりするメリットがあります。逆に、コミュニケーション能力が低い場合には人間関係に悩んだり、人との接触を避けたり、ネガティブ思考になる傾向があります。
コミュニケーション能力を高めるには、講座やセミナーへの参加などが効果的、気持ちの良い挨拶を意識する、話す順番を考える、聞き役に徹する、良いところ探しをする、解決脳と共感脳の違いを理解する、と言えます。
是非参考にしてみてくださいね。