はじめに
話し上手な人の特徴は? 話し上手になるにはどうしたらいい?
という悩みを持つ方に、この記事はおすすめです。
コミュニケーションに関する何かしらの悩みを持つ人は多いです。
コミュニケーション能力が不足している人は、「もっと上手く話せたのに・・・」「どうやったら〇〇さんみたいに話し上手になれるのかな?」という疑問を持ったことがある人は多いと思います。
そこで、今回は話し上手な人の特徴や、話し上手になるコツについて詳しく紹介していきます。
また、自分の話し方に悩みがあるのなら1度プロに相談してみるのがいいかもしれません。
話し上手な人の6つの特徴
話し上手な人には、いくつかの共通点があります。その共通点を見つけて真似すれば、自分も話し上手になれる可能性が高いです。
まずは、話し上手な人の特徴を見ていきましょう。
話題に困らない
話し上手の人は、話題が豊富で困りません。つまり、会話の引き出しが多いということです。
年上でも年下でも老若男女問わず誰とでも話を合わせることができるので、周りからは「話し上手」と思われがちです。話題のきっかけは何でも良いですが、自分の好きなことだけでなくさまざまなことに興味を持ち、浅い知識だとしても、相手の話題に共感することができます。
ネガティブな考え方を持たない
話し上手な人は、そもそもネガティブな考え方を持たない傾向にあります。
話下手な人は、「相手が楽しんでいるかな?」「間が怖い」「こんな話つまんないって思ってたらどうしよう」などさまざまネガティブなことを考えがちです。どのような相手と話をするかにもよりますが、そこまで自分との会話を深く考えていない場合も多いです。
結論から話す
話し上手な人は、結論から会話をスタ―トします。特に、取引先や商談相手など、仕事に関わる相手と話をする時は尚更です。
ダラダラと長く話を続けても、最終的に何を話したいのかが相手に伝わらないまま会話が終了してしまいます。話が上手い人は、これを意識していることが多いです。
ジェスチャーや表情を豊かに話す
話が上手な人は、言葉だけでなくジェスチャーや表情を豊かに話している人が多いです。
会話を評価されていることはもちろんですが、ジェスチャーや表情を意識して話をするだけでも、相手に良い印象を与えられます。非言語コミュニケーションはビジネスでも重要な考え方の一つなので、まずは非言語コミュニケーションを意識して話をするようにしても良いでしょう。
一方的な話をしない
話が上手な人は、自分の話だけを一方的にするのではなく、相手と会話をすることを意識しています。
一方的な話だけをするのは、話し上手とは言えません。会話が繋がるように、相手との会話のキャッチボールを意識すれば、自然と無意識のうちに話し上手になっていきます。
そこまで意識していない
話が下手な人は、「話が上手くなりたい!」「話し上手だと思われたい」とさまざまなことを考えることが多いですが、話し上手な人は、そもそもそこまで意識していない人もいます。
「話を上手にしなきゃ!」と無駄に意識してしまうと、変な会話をしてしまったり、途中で話題が代わったりなど、逆に相手に悪い印象を与えることもあります。
仕事に関わるコミュニケーションの場合は、ある程度意識する必要がありますが、普段の日常会話などのレベルであれば、そこまで意識しないことも大事です。
話し上手になるには?簡単なコツとテクニック
次に、話し上手になるために、今からできる簡単なコツとテクニックを紹介します。
少し意識するだけでも、会話のレベルが上がるので、早速会話の中で意識してみてください。
自分の会話力がどのくらいか気になる方は、プロに診断してもらうこともできます。
相手を意識して話す
話し上手になるには、まずは相手を意識して話をすることが大事です。
自分中心に話をしては相手が会話についていけずに、困ってしまいます。時には、質問をしてあげたり、相手の話に共感して、リアクションを取ったりなどのアクションが大事です。話下手な人は、会話の間を気にして、自分中心の会話をしがちですが、これでは逆効果です
話したい内容を整理しておく
自分が話したい内容を、あらかじめ整理しておくことも大事です。
話したい内容を整理して置けば、結論から話をすることもできますし、相手に伝わりやすい会話を心掛けることも容易です。会話中に話の内容を整理するのは難しいので、事前に頭の中で整理をしておく「論理的思考力」を意識してみてください。
難しい言葉を使わない
話し上手になるためには、相手にとって分かりやすい言葉を使うことも大事です。
知らず知らずの内に、会話の中で自分前提のコミュニケーションを取ってしまいがちです。普段から何気なく使っている言葉でも、相手の立場を想像して、伝わりやすい言葉を選んで話をすることで、無意識に話し上手になっていきます。ビジネスの場面でよく見かけますが、専門用語などを交えた会話だと、相手にどうしても伝わりづらくなります。
自分の中では普通でも、相手からすると知らない言葉の連続で、会話を続けるのが困難になる可能性もあるので、注意してください。
話すスピードに気を付ける
話し上手になるには、自己中心的に会話を進めるのではなく、相手の話すスピードに合わせることが大事です。
せっかく良い話をしても、相手に伝わっていなければ意味がありません。最低限、相手に伝わりやすいようにゆっくり話をするようにしてください。
会話下手な人は、緊張してついつい早口になることが多いので、意識的にゆっくり会話をすることが大事です。無意識の内に話しのスピードが徐々に早くなることも多いので、意識的に気を付けることが大事です。
表情を豊かに話す
会話の内容やスピードの他にも、表情を豊かに話すことも大事です。
最近はマスクをして接する機会も多く、相手の表情を的確に読み取ることは難しいです。
そのため、いつも以上に表情を豊かに話すことは重要なポイントです。リアクションを大きくしたり、笑顔で話すなど、基本的なことを意識するだけでも、全然違います。
話し方が上手い人の真似をする
あなたの周りに、話が上手な人がいるなら、その人がよく使う言葉や言い回しなどをよく観察して、積極的に真似してみてください。
真似していることがあなたにとって無意識になり、結果的に今よりも話し上手になる可能性は非常に高いです。
情報量を増やしすぎない
相手と話をする時は、情報量よりも質で話をすることが大事です。
できるだけシンプルな構成で話をすることができれば、誰とでもストレスを感じることなく上手く会話を進めることができます。
話の内容は基本的に導入➡本論➡結びで完結します。
導入で相手の興味や関心を引いたら、後は分かりやすく伝えることが大事です。大事なことを何度か繰り返し伝えることも効果的です。
話し上手になるには聞き上手になることも大事!
話し上手になるためには、話の内容を工夫するだけでなく、相手の話を聞いてあげることも大事です。
相手から会話を上手く引き出すことができれば、それに対して答えるだけで会話が成立します。 話し上手だと思ってもらうためには、この考えが重要です。
また、相手の立場になって考えるスキルが身に付けば、「どのように話せば伝わりやすいか」が分かるようになるので、会話に困ることも少なくなるでしょう。
まとめ:コツを掴めば誰でも話し上手に!
この記事では、話し上手な人の特徴や、話し上手になるコツについて詳しく解説してきました。
話し上手になるには、会話の内容を考えるのではなく、相手にとって伝わりやすい言葉選びや、聞き上手になることが大事です。
相手の立場になって物事を考えられるようになれば、自然と会話も弾み、ストレスなく会話を続けることができるでしょう。
自分で意識して改善するのが難しいのであれば、コミュニケーショントレーニングを実施して、会話のスキルを上げるという選択肢もあります。
興味がある人は、一度体験だけでも応募してみてはいかがでしょうか。あなたの職場と照らし合わせ、今の働き方に違和感があれば、社内でコミュニケーション方法など見直すタイミングかもしれません。
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